3極真空管特性ハイブリッドアンプ(6)
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出力段の安定化

 出力段は2SC5359/2SA1987によるコンプリメンタリーエミッタフォロアで構成されているが、スピーカーに直流電圧が印加されないように電源は非接地である。
 出力段のトランジスタの電力消費量を均等にし且つ最大出力時のクリップをプラス側とマイナス側で対称にするためにプラス側電源電圧とマイナス側電源電圧を等しくする必要がある。
 (図-6)のMOS FET J181による差動増幅回路を用いて、出力トランジスタの電源電圧が常にプラス側とマイナス側で等しくなるように制御している。
 (図-9a)に、バランスの補正をしない場合の直流等価回路を示す。
 (図-9b)に、上下のユニットにかかる電圧のバランスを自動補正する直流等価回路を示す。
 この等価回路を用いて、バランスの自動補正効果についてシミュレーションを行い評価した。
 真空管12AU7、12BH7Aのgmを定格値の80%、100%、130%と2SC5359と2SA1987のhFEを定格値の80%、100%、120%の各々3水準をL18直交表に割り付けて(+Vcc)(-Vcc)のバランスを評価した。
関連サイト: ネットワーク21研究会
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