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三極真空管特性ハイブリッドアンプの試作
シミュレーションベースで可能性を検討した結果を確認するために三極真空管とトランジスタを用いたハイブリッドアンプを試作してみた。 基本的な構成は、出力段は12BH7AのSEPP出力を、2SC5359と2SA1987のコンプリメンタリーエミッターフォロアで受ける構成にした。
この出力段の構成により、電圧増幅は三極真空管の12BH7Aで行い、トランジスタはエミッタフォロアとして動作し、 電流増幅機能(電圧増幅度は約1)を分担して低インピーダンスのスピーカーを駆動する。
ドライブ回路は、12AU7の半分のユニットを使用したP-K分割の出力段直結の位相反転回路である。
入力増幅部は、12AX7Aの交流差動入力と12AU7の半分のユニットを使用して必要な利得を得ている。
(図-6)の回路は、アンプ部全体の回路で真空管やトランジスタのデバイスパラメーターのばらつきの影響を吸収する回路及びダンピングファクター切替回路も含んだ回路図である。
下の回路図をクリックすると拡大表示されます。 |
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