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ダンピングファクター切替回路
アンプの出力インピーダンスによってスピーカーから出る音が変化する。
スピーカーのボイスコイルに発生する逆起電力やスピーカーボックスの音響負荷特性や設置条件によってスピーカーのアンプから見た負荷特性が変わる。
アンプの出力インピーダンスよって、スピーカーの負荷特性の変化が音への影響の度合いが異なる。
今回検討したアンプでは、アンプの出力インピーダンス(ダンピングファクター、DF)を切替える回路を設け、ダンピングファクターを約15と約2.5に切り替えられるようにした。
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ダンピングファクター切替スイッチのLポジションでは、スピーカーに3.53Ωの抵抗が直列に接続され、DF≒2.3になる。
スピーカーに直列に3.53Ωの抵抗が入ることで約2.8dbの増幅利得が減少する。
増幅利得の減少を補うために、負帰還量を約2.3db減らしている。
切替スイッチのHポジションでは、スピーカーに0.53Ω(アンプの内部抵抗)が直列に接続され、DF≒15になる。
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